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ななしすぁん -- ありす (2007-01-31 21 50 11) ナナっさんカッチョエェ~★ また、こういう絵かいて~! -- ブラック★スタァ (2007-02-03 21 47 40) 名前 コメント
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ここのページにはゲーム関係の事について書いていきたいと思います。 自分は最近、 中見出しプリニー~オレが主人公でイイんスか?~にはまっています。
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side.1 XV.『Devil』~堕落と覚醒~ ――――痛ぇッ。 目が覚めた途端にこれだ。 焼け付くような痛みが嫌でも覚醒を促す。 それはまるで幽鬼のようにゆらゆらと揺れる様に起き上がる。 (考えてみりゃ、全身ボロボロだから仕方ねぇか) 己の腕、足、胸と順を追って確認し、最後に自分の左目に手を当てる。 突かれ、抉れた傷口が言葉よりもハッキリと状態を認識させる。 (…こりゃあ、使い物にはならねぇな) 左目は完全に失明した事を自覚し、ヴァイス・ボゼックは自嘲気味に嗤う。 「ハッ、俺もあの暗黒騎士殿と見た目だけなら一緒になれたって事か。 そりゃ、光栄なこったッ!」 苛立ち紛れに手近な小物を壁に叩きつける。 興奮冷めやらぬ意識とは裏腹に肉体の方はそのような行為ですら苦痛を伴い、 荒い息をつきながら彼は呻く。 「糞ッ!! あの糞餓鬼も、腐れ雑魚野郎も、あの糞女も全部いけすかねぇッ!!」 悪態をつきながらも痛みを堪えながら治療に使えそうなものを探しだす。 度数の高そうな酒で傷口を消毒し、傷ついた己の体に包帯を巻きつけていく。 ただでさえ激痛を伴う、その応急処置でさえ彼にとっては 己の恨みを忘れぬ為に体に刻み付けるための行為でしか過ぎず、 彼は己の左目に浴びせる様に酒をかける。 「ギャァアァグゥゥアァッ!! …痛ぇッ…畜生、これもそれも全部あいつらの所為で… 殺す、全員ぶち殺してやるッ!」 彼にとってのアイデンティティーは最早、他人への暴力衝動で成り立っている。 貶める、辱める、痛めつける、それらの考えが脳内を駆け巡り、 既に欠片も残されてはいない良識を更に蹂躙していく。 最後に左目を庇う様に包帯を巻き、幽鬼はむくりと起き上がる。 歩くたびに軋む体、全身を襲う苦痛。 それらを脳内麻薬が凌駕していく。 「最ッ低の気分だ、どっかで憂さを晴らさねぇとな…」 扉に身を寄せ、急かす脳と違い慎重に扉を開けて外の様子を窺う。 とても静かとは言い難い状況のようだ。 遠くで何らかの獣の咆哮が響いている。 近場でも建物が一棟倒壊しており、 今の状態では近づく気になれないのが正直な所だ。 怒りに支配されていても状況を客観的に判断し、 妥当な行動を取る事が出来る。 それが彼の長所であり、本人の気づかぬままに 彼を『小物』たらしめている所以である。 周囲を警戒し、身を隠しながら移動する そんな彼の傍を誰かが駆け抜けていった。 倒壊した建物とは別な建物から飛び出した陰はそのまま咆哮が聞こえた方に駆けていく。 見た所、相手は一人であり武器の類を身に着けていない。 舌なめずりをして後を追おうとした時に、 また別な影が同じ様に同じ場所を目指して飛び出して行くのが見えた。 これまた武器の類を身に着けてはいない。 (馬鹿が一匹、二匹…見たことはねぇが上々だ) 気づかれぬ様にゆっくりと後をつける事にする。 そんな彼の前を、 「待つッス、待つッス、待って欲しいッス~~!!」 空気の読めない怪生物が慌しく通り過ぎていった。 「……何だぁ、ありゃあ?」 side.2 XVI.『Tower』~訪れる崩壊~ 「…馬鹿だぜ、あんた」 横たえられている、最早、返事を返す事はないハミルトンにホームズは静かに語りかける。 ホームズによって腕を組みなおされたその穏やかな表情からは未練や悔恨といったものは見受けられず、 それが余計にホームズの胸を締め付ける。 「あんたらみたいな騎士道とかそういうのは俺にはわからねぇんだよ… 死んだら、元も子もねぇのによ」 ハミルトンはホームズに対して希望を見た。 だからこそ自分を礎にして、犠牲の道を切り開いたのだ。 理屈は分かっている。 認めたくないのはその理不尽さだ。 元々、ホームズは彼らの様な考え方が気に入らなかったからこそ、 水軍の将という地位さえ保証されていたものを全て投げ出して海賊に戻ったのだから。 忠義という名の自己犠牲。 大儀という名の略奪。 正義という名の下に正当化されるそれらの傲慢さ。 騎士という者には自分を省みるという事が出来ないのかと彼は考えていた。 「そんなもんで残された方はたまったもんじゃねぇんだぞ…」 だが、その覚悟を無駄にしてはいけない事も理解している。 調理場にあった大型の肉きり包丁を握り締めて、 首元に狙いを定め、振り上げる。 だが、それを振り下ろす事も無くその動きは途中で止まり、 そして、力なく座り込みハミルトンの死体を見つめる。 先程からこれの繰り返しである。 「どうすんスかぁ~? さっきからそればっかじゃないッスかぁ~」 近くにいたプリニーがじれったそうにホームズに声をかけてくる。 「うるせぇッ、黙ってろ!! 俺はお前みたいに考え無しに出来てねぇんだよ!」 半ばやつ当たり気味にプリニーを怒鳴りつけて、 ホームズはついと窓に視線を向ける。 彼の恋人であるカトリは彼の気持ちを察した事と 自らの零れ落ちる涙が後の行為の妨げにならぬように離れてくれている。 だから、窓に視線を向けた所でその姿を捉える事などは出来やしない。 だが、それとは別にもう一つホームズには懸念があった。 ルヴァイドとの一件以降、どこかに隠れてしまったマグナの事である。 疑心暗鬼と自暴自棄に陥っているマグナに今の状況を上手く説明する自信はホームズには無い。 それどころか、更に誤解してホームズたちと完全に袂を分かつ事になるかもしれない。 その時にはホームズを信用してマグナの事を頼んだラムザにもどう言ったものか、 元々、申し開き等はホームズの気性には合わず、ありのままを受け取ってもらうしかないのだろうけれど。 「…畜生、何だってこんな事になっちまったんだろうな」 頭を掻き、項垂れながらホームズは力無く呟く。 それに対して答えを返してくれるものは傍には居らず、静寂だけが拡がっていく。 その静寂を破るように不意に異音が耳を掠めた。 獣の咆哮。 それが意味するものを理解し、すぐさま窓から身を乗り出し外の様子を窺う。 遠くから微かに響くそれにホームズは焦燥に襲われる。 「カトリ!」 荷物を拾い上げ、多少、心許ないが肉きり包丁をそのまま護身用に持っていく。 飛び出す前に一度、横たわるハミルトンの遺体に振り返る。 (あんたの覚悟はきちんと受け止める、だが、今は少しばかり待っててくれ) そして、後は振り返ることなく彼は自分の守るべき者の所へ駆け出していく。 「待つッス、待つッス、待って欲しいッス~~!!」 それをまたもや、取り残されそうになったプリニーが慌てて追いかけていった。 side.3 XVII.『Star』~その希望、儚く~ それに気づいたのは偶然だったんだと思う。 やる事もなすべき事も今の俺には如何でも良くなってきてて、 机に突っ伏してただ何となく時間だけが過ぎていってた。 何かしようとしたって自分が惨めになるだけだから、 動かず。 語らず。 考えず。 傍から見たら死んでるのと変わらないような状態で ホームズ達やルヴァイド達を探そうとも思えなかった。 でも、何もしないと感覚だけは冴えていって、 自然と自分の取り巻かれている環境を まるで自分を見下ろして見ている様な感覚で捉える事が出来た。 そんな中での微かな振動。 それは窓硝子に伝わる音の反響。 今のような状態でなければ気づかなかったかもしれない それに俺は何となく耳を澄ませていた。 微かに聞こえるのは何かの吼える声。 自分が知っている限りでは、 それに該当するのはカトリが連れていた竜のゾンビだけ。 「…あの娘に何かあったのかな?」 ぼんやりとした頭のまま、 思い浮かんだ事をそのまま口に出す。 そして、卑小に口元は歪み… ざ ま ぁ み ろ 俺はあらん限りの力を込めて頭を机に叩きつける。 額が少し割れ、血が滲むがその熱い感覚が意識を覚醒させていく。 ハッキリとしたからこそ、顔を上げることも出来ずに呟く。 「…いくらなんでも最低すぎるだろ」 目頭が熱い。 涙が滲んでいるのが自分でも分かる。 今、自分は何に対してあんな事を言ったんだ? 今、自分は他人に訪れているかもしれない不幸を喜んだ。 …いや、違う。 望んだんだ。 ホームズが少しでも今の自分に近づく事を。 惨めさと悔しさで涙が零れる。 蔑まされる者の気持ちは痛いほど分かる、 自分がそうだったのだから。 だからこそ、そのような痛みを人に与えたくは無かった。 例え人からゴミと蔑まれ様とも、 ゴミにだってゴミなりの意地というものがある。 今、自分がなすべき事はなんだろう? 答えは良く分からない。 それでも、 『代わり』になる事くらいは今の俺にも出来るのだ。 間に合わないかもしれない。 間にあってもどうしようもないかもしれない。 けれど、案外、どっちでも今の俺には都合は良いのかもしれない。 このままだらだらと生き延びているよりも、 “誰かの為に”という理由があれば、 結果はどうあれ、今の状態よりマシだと思えるから。 そうすれば、あっちでアメルにも叱られないで済むかもしれないし。 そう考えていたら体は自然と動いていた。 扉を開け、吼え声が聞こえてきた方向を確認し、走り出す。 闇の中で微かに何かが動いて見えた気がしたが気にしている気にもなれない。 そうしていたら別な方向から、 「待つッス、待つッス、待って欲しいッス~~!!」 プリニーの慌てた様な声が聞こえてきて、 ホームズもやっぱり向かっているのが分かった。 当然と言えば当然だと思う。 恋人の危機に助けに行かないような奴だとは思えないから。 それでも、何で別々にいたのか?とか、何かしていたのか?とか、 疑問も少しは浮かんだんだけれど。 今はただ、同じ場所に向かってるんだなという事が何となく嫌だった。 side.4 II.『High Priestess』~知性を捨てし激情~ 石に意識を傾ける。 まずは馴らしよ。 一歩。 ―ドンッ― うふふ、いい感じよ。 じゃあ、もう一歩動いてみて。 ―ドンッー あぁ、成る程。 段々掴めて来たわ。 竜玉石から伝わる意思が、 まるで視覚を伴うかのようにアルマへと戻り、 彼女の想像した通りの動きを竜<カトリ>へと反映させていく。 今の彼女は私と精神的に繋がっているけど、 そこから感じ取れる感情の殆どは知能を感じ取れないほどの 破壊や殺戮といった動物的な衝動に近いものなのだけれど、 それでも全てが思い通りという訳でもない感じが伝わってくる。 ほんの少しだけれど、抵抗しようとする感触があり、 それが私からの命令を若干だけれど妨げている。 ただの泣き虫さんかと思ってたけど意外と意志が強いのね。 でも、駄目よ。 貴女にはラムザ兄さんの為に働いてもらうんだから。 手綱を取る為に、更に竜玉石に意思を込める。 額を冷たい汗が伝う。 本当の所は余裕なんて殆ど無いほどに制御に全神経を使わされている。 ただの獣とは違う。 荒れ狂う力の奔流は静まったかと思えば時に押し寄せ、 私の意志という鎖を引き千切って暴れだそうとする。 (何なの、この娘のこの力は?) ―対して、もう片方の腐竜は元々意思が存在もしないこともあってか、 大した苦も無く彼女の意思の通りに動かす事がほぼ出来ている。 その矛盾にアルマもカトリの異常なまでの力に困惑を覚える。 だが、それは当然と言えば当然なのだろう。 アルマには知る由も無いが、カトリが変じた竜はただの竜に非ず。 神の力を宿した聖竜ネウロンなのであるから。 本来であれば火竜石を用いた所でマムクートでもないものに 竜への変化など出来るわけもない。 火竜石に封じられた竜の魂は切欠を与えたに過ぎないのである。 本来、彼女が最初から持ちえていた神なる力への変化への。 それを人が完全に制御するのであれば人知を超えた膨大な魔力か、 あるいは世界を破滅させるほどの狂気が必要である― (…駄目、もう少し思い通りに動かすにはまだ…足りない) 視線だけを傍らに控える双竜とは別な方向に向ける。 その先に見える対峙する二つの影。 漆黒と形容してもよい厳つい鎧を着た剣士と、 その滲み出る感覚こそがまるで全てを飲み込む宵闇を連想させるような壮年の騎士。 だが、彼らの意識はこちらには向いていない。 違う。 私の事など『相手にする必要すら無い』と彼らの態度がそう物語っている。 ただの小娘よりも目の前の相手にだけ注意を向けてればいいと。 …確かに私は非力だけれど、 今は心強い『お友達』が傍に居てくれるんだから。 この娘達を実際に相手取って、 いつまでそんな態度でいられるか… でも、カトリはまだもう少し時間がかかりそう。 なら、あなたに代わりに動いてもらおうかしら? さぁ、行って! みんな、『お仕置き』してあげる。 side.5 XVIII.『Moon』~其は既に終わりし~ それは信じられない光景だった。 先程まで普通に接し、 共に行動していた他となんら変わりの無い ただの娘だったと思っていた少女が、 淡い光に包まれたかと思えば次の瞬間には天を衝くかと言うほどの 巨体を誇る竜へとその身を転じたのだから。 「カトリッ!!」 ルヴァイドは目の前で起きた光景に驚きを隠しえず。 思わず飛び出しそうになる身体を堪えて、 正面の相手へと向き直る。 相手の隻眼の男、ランスロット・タルタロスも視線だけを カトリだった竜へと向け、 ほんの少しだけ感嘆の息を漏らした。 「ほう? これは正直に驚いたな。 あの娘は古代術法に通じる者だったのか? 或いは何らかの魔具の類か?」 その言葉はカトリに向けられて放たれた言葉だろうが、 その内に秘められていたであろう苛烈なまでの殺意は 先程からただの一度もルヴァイドから離れてはいない。 その殺意がルヴァイドの足を止めた。 「飛び出さなかったのは賢明だったな。 もし貴公が“この程度”で状況を考え見れないまでに 動揺するような者であったなら、 私から意識が逸れた時点で切り伏せていたのだが」 視線をルヴァイドに戻し、 隻眼の騎士は、今、目の前で起きたことを取るに足り無い事と断じる。 「………」 それに対し黒鎧の騎士は敢えて反論をする事はせずに黙って剣を構える。 「ふむ、言葉は不要という事か。 だが、その不動の精神には敬意を払っているのだがね? それに貴公からは私と似た匂いを感じるのでね」 言葉を続けたまま、隻眼の騎士も剣を構える。 「貴公はこの享楽に乗った者を殺すという覚悟が出来ている。 私が此処で出会った者達とは大きく異なるとても重要な事だ。 その手を汚す覚悟も無き者には変革などは起こせる筈は無い。 いずれはのたれ死ぬのが覚悟無き者の定めだ」 隻眼の騎士が尚も言葉を続けようとする前に黒鎧の騎士が飛び出す。 金属音が鳴り響き、 打ち合わされた剣が火花を散らす。 互いの振るわれた斬戟を時には受け、払い、 いなされたそれらの後、 最後に大きく弾かれた互いの剣の勢いのまま 二人の黒騎士は距離を取る。 数瞬とはいえどちらもが必殺の気迫を込めて放たれた斬戟は 常人ならば精神と体力を大きく磨耗するほどのものだが、 息一つ切らす様子は黒鎧の騎士には無い。 だが、その顔に不快の色が浮かんでいる。 それは隻眼の騎士だけに向けたものではない。 彼が語る言葉に己の過去を思い出させられるから。 「黙れッ!そのように思い上がった者の末路こそ破滅でしかない。 特に俺やお前のような血塗られた者が行き着く所はな」 己の過ち。 自分が呪われるべき者である事を再認識させられる変え難い過去。 国の為、誇りの為に自身で考えもせずに罪無き者達を殺戮し、 その骸を魂を悪魔の犠牲としていた事。 「これは異な事を言うな貴公は、 まるで私の良く知る者を見ているようだ。 だが、この世に罪無き者はいない。 民衆とは何時でも自身の幸福を望み、 現状に不満を漏らすだけの豚に過ぎない。 我々はその民衆が望む統治の為に血の道を築く者だ」 その過去を抉るように隻眼の騎士の言葉がルヴァイドの胸を射抜く。 その姿がまるでマグナ達に出会う事が出来ずに 己の過ちに気づくことが出来なかった時の自分を連想させる。 「俺に誰かを導く事などは出来はしない。 俺たちが誰かの為に出来る事などはその者の為に剣を取る事だけ。 お前は傲慢すぎるッ!」 再び、二人の騎士が動き出す。 だが、それを遮るかのように闇において、 尚、影を落とす巨体が二つの影の間に割って入る。 腐汁を滴らせながら、その巨体<ドラゴンゾンビ>が雄叫びを上げる。 「あはははは! 淑女を放って置くのは騎士道に違えているのではないかしら? だから、私がお仕置きしてあげる!」 狂気染みた笑いと共にアルマに従えられた腐竜の腕が二人の騎士に向けて振るわれる。 それは例えるならば質量を持った暴風。 煽り立てられた木の葉の如く、無様に宙を漂う事になるのが本来の道理。 だが、 暴風に立ち向かうように交錯した二人の騎士。 一閃。 その後に、ミシリミシリと音を立て、 両断された腕が僅かにその巨体と腕とを繋げていた皮も その自重により千切りながら地面に落ちた。 そして、思い出したかのように切断された腕から腐汁と血を撒き散らしながら 巨体が苦悶に吼える。 「……嘘…でしょ」 信じられないといった様子のアルマには一瞥もくれず、 二人の黒騎士は同じ様な動作で剣に付いた腐汁を払う。 「邪魔をするな、娘。 …手元を狂わせる事もあるぞ?」 「お前は後だ。 お前にも聞きたい事はある」 二人の黒騎士が言葉と一瞬の殺気をアルマに向ける。 「…ヒッ!」 それはほんの一瞬の事。 だが、まるで心臓を鷲掴みにされたかのような恐怖に 身体は竦み上がり、竜玉石を取り落としそうになる。 何とかその場にへたり込むのだけは堪えたが、 震える足は満足に動く事すら儘ならない。 屈辱に紅潮する顔で少女は黒騎士を睨むが 彼らはそれを意に介した様子も無い。 場を汚された仕切り直しかの様に互いに向き直り、 剣を構えなおす。 「貴公も私と同類なのだろう? 少なくとも千は下らぬ屍を踏み越える事で その剣技を身に着けた筈だ」 挑発する隻眼の騎士を黒鎧の騎士は睨みつける。 「なればこそ、この呪われた剣技。 俺のような者ではなく明日を生きる者の為に」 黒鎧の騎士の答えを予想通りといった表情で受けとめ、 隻眼の騎士の騎士は乾いた笑いを漏らす。 「何処までも似ているな“ゼノビアの聖騎士”殿に… 僭越だが、結末も同じでは無い事を祈ろう」 地を踏みしめ、 二人の黒騎士は互いに向けて駆け出す。 どちらかに終焉を齎す為に。 another side I.『Magician』~始まりの物語~ ―エレ…やめろぉッ! いくなああぁぁ!!― ……… …………… ……………… 「うなされていた様だが…大丈夫か?」 「あぁ、ちょっと…またあの時の夢を見ていたから…」 「…そうか、もうすぐローディス本国に着くぞ」 「分かった、準備しておくよ」 「…なぁ、一ついいか?」 「エッ? 何だい?」 「お前は…あの娘の事を恨んでいるのか?」 「………」 「スマナイ、今のは忘れてくれ」 「分からない」 「………」 「恨んでいるのかも知れない、オレを残して独りで行ってしまった彼女を」 「だが…あれは…」 「分かっているよ、ああしなければオレ達は今こうして生きて話すことも出来なかっただろうさ」 「………ッ!」 「オレは…彼女のおかげで生きていられる」 「…だからと言って、お前がそれを気に病む必要は…」 「…ただ」 「…?」 「もう一度、彼女に会えるのならオレは…」 side.6 V.『Hierophant』 ~慈悲か束縛か~ 前方にうっすらと見える影が誰か特定できた時、 一瞬だけど足を止めて、そのままとんぼがえりで前の場所まで戻りたくなった。 「…そりゃ、いるのは分かってたけどさ」 自分の前を走るのがホームズだというのは端から理解していた。 ただ、その姿を実際に目にすると何となく気が引けてしまう。 向こうも俺に気がついてるのかもしれないけど、 こっちを振り返る気配は全然無い。 (何で俺があいつに気兼ねしなきゃ駄目なんだよ、俺に疚しい所なんて無いじゃないか!) 考えてみたらそうだ。 ホームズの奴は一方的にこっちを悪者にしてるけど、 それだって別に何も根拠があってやっている訳でもないし。 段々と腹が立ってきた。 そういえばホームズには一発分の貸しがある。 その分を後でお返ししてもいいかもしれない。 ……? 何か、さっきから視線を感じるんだけど? ホームズの奴は相変わらず真っ直ぐ走ってるし、 背後じゃなくて胸の下辺りから? 「…って、うわぁッ!!」 考え事をしてて全く気がつかなかったけど、 いつの間にかプリニーが俺と併走して走っていた。 感じた視線もプリニーがこっちを仰ぎ見ていたものか。 「あーーーッ!! やっぱりマグナッスよ、マグナー!!」 じろじろとこっちを見た後にプリニーが大声で前方のホームズに呼びかける。 「おい、馬鹿止めろよッ! ていうか、何で呼び捨てなんだよ!」 慌ててプリニーの口を塞ぐ。 「う~う~!」言ってるプリニーから視線を恐る恐るホームズに向けてみる。 ホームズはその足を止めて荒い息をついている。 何となく躊躇いながらホームズの傍までもがくプリニーを抱えたまま歩いて行く。 その間もホームズは俺の方を振り向こうとはしない。 傍まで寄ってホームズが大粒の汗をかいているのが見て取れた。 「……お前も…ついて来る気かよ…」 こっちを一向に見ようともせずに藪から棒にホームズが切り出してきた。 その言葉の棘に神経が逆撫でされるのが自分でも分かる。 「何だよ、俺がそっちに行っちゃ拙いのかよ!」 元々イラついていた感情のままに俺もホームズに言葉をぶつける。 「拙かねぇよ…但し、テメェの面倒はテメェでみろ」 それだけを言うと再びホームズは走り出した。 「おいッ! 何だよその言い草ッ!」 俺が声を荒げるのも無視してホームズは走り去っていく。 怒りの矛先を向ける相手がいなくなってしまい、 振り上げた拳をがむしゃらに振り落ろして、 「イデッ!!」 そういえば抱えたままだったプリニーに思いっきり当ててしまった。 「あッ! 悪い、ゴメン!」 頭を抑えてしゃがみ込むプリニーに慌てて謝る。 「~~~~~ッ!! 二発目~~!! 俺が何したんスかッ! 訴えてやるッスからね!」 シュッシュッと拳闘のように俺に向かって拳(?)を振りながらプリニーは俺を睨みつける。 「そ、それだって、元はと言えばお前が大声出すから…」 「って、あ~~~~ッ!! また、置いて行かれるッス~~~!!」 バタバタと喧しくプリニーがホームズを追いかけていく。 「大体、自分で『追いかけて来てるのがマグナか確認しろ』って言っといて、 置いて行くとか無いッス~~~!!」 エッ? 「ちょ、ちょっと待てよ…それどういう意味…」 俺の制止も空しくプリニーもまた走り去ってしまった。 一人取り残された中、頭の中は混乱している。 俺に気づいてた? なら何であんな言い方したんだ? 「…訳分かんないよ」 ホームズの真意が理解できなくて、 出口の無い迷路に迷い込んだような気分になっていた。 side.7 IV.『Emperor』 ~傲慢な責任感~ 息が荒くなっていくのが分かる。 心臓は張り裂けそうなほどに鼓動が加速し、 身体からは大粒の汗が零れる。 疲労している訳じゃない。 これは全部、俺が焦っている証拠だ。 ―何で一人にしたんだ。 ―どうしてすぐに目に付く所に置いて置かなかった。 ―お前は、又、彼女を失くしたいのか! うるせぇッ!! あいつだってガキじゃねぇんだ、 一人の女として俺の傍に居てくれる事を約束したんだ。 それを俺が汲んでやらねぇで如何するんだよ。 ―言い訳だろう? ―そうやって責任をすり替えとけば楽だもんな。 ―お前はいつも自由と言う名の責任逃れだ 糞ッたれッ! 自分の事は自分が一番分かってるよ。 だが、俺だって二度と取り零す気はねぇんだ。 目の前で何も出来ずに失うなんて、もう嫌なんだ。 頭の中で俺を攻め立てる声に反論しながら 足は止める事無く走り続ける。 「ヒィヒィ…や、やっと追いついた…ちょっと…そこら辺で休まないッスか?」 そういえばこいつの事を本気で忘れていた。 傍で(こっちは多分本気で疲れているんだろうが)荒い息を吐くプリニーと それに多分これは… 「…おい」 「ハ、ハヒッ? 何スか、休むんスか?」 そのムカつく頭に拳骨一発。 「アダッ! な、何で殴るんスかー!」 「良いから黙って言う事を聞け。 多分、俺達の後ろにマグナの奴がいる。 お前、ちょっと確かめて来い」 さっきから後ろに誰かいるのは分かっていた。 俺に対し何かを躊躇するようなその気配の主はあいつ以外考えられない。 「エーーッ!? …あ、分かったッス、 分かりましたから、その拳引っ込めてくださいッス」 そのままわたわたと逃げるようにプリニーが後方へ走っていく。 そして、それほど間もなく、 「あーーーッ!! やっぱりマグナッスよ、マグナー!!」 プリニーの喧しい声と共に分かりきっていた答えが返ってきた。 そこで初めて足を止める。 ―何を言うつもりだよ? 知らねぇよ。 俺が聞きたいくらいだ。 ―まともに取り合うとは思えないぞ? 上等。 憎まれ役は慣れてる。 自分の後ろにおずおずと近寄る気配を感じる。 「……お前も…ついて来る気かよ…」 我ながら最悪な話の振り方だと思う。 「何だよ、俺がそっちに行っちゃ拙いのかよ!」 あぁ、そうなるのは当たり前だよな。 だが、上手な声のかけ方ってやつは昔から出来ない性質(たち)なんだ。 「拙かねぇよ…但し、テメェの面倒はテメェでみろ」 そう。 多分、この先、俺は他に見向きをくれている余裕は無くなる。 正直、今の言葉は自分に言っているようなもんだ。 助けが来るとは限らない。 最悪な事態が待っているかもしれない。 その時に最後に頼りになるのは結局は自分だ。 マグナの奴がまだ何か言おうとしていたが、 悪いがもうそんな余裕は…無い。 俺は再び走り出す。 マグナに俺の言葉が伝わったかどうかは分からない。 伝わっていてほしいとは思う。 だが、 今はただ、あいつの元へ急ぐだけだ。 118 Bloody Excrement 投下順 119 arcana(中編) 121 保護者Lの献身 時系列順 119 arcana(中編) 111 夜に彷徨う マグナ 119 arcana(中編) 111 神なき世界 ホームズ 119 arcana(中編) 111 sister(前編) タルタロス 119 arcana(中編) 111 sister(前編) ルヴァイド 119 arcana(中編) 111 sister(前編) アルマ 119 arcana(中編) 111 sister(前編) カトリ 119 arcana(中編) 102 未来の記憶(前編) ヴァイス 119 arcana(中編)
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解説 参加者は自重しない強~凶キャラ(即死コンボも有り) AILv設定できるキャラはすべてLvMAX。 攻撃力,防御力はそのキャラのデフォルト(無調整) そのままでは弱いキャラは特殊カラー(魅音12P,プリニー12Pなど) 予選は4ブロックに4チームずつわかれてのリーグ戦、 決勝は各ブロックを勝ち上がった4チームによるトーナメントで行われる。 出場選手 + ... Aブロック カンフーマン カンフーメン 若本マン ゴッドカンフーマン 2ちゃんねる ブーン モララー ショボーン ドラゴンボール フリーザ セル ブロリー 剣 園崎魅音(12P) ガッツ マスター鷲塚 Bブロック 北斗の拳 ジャギ シン トキ 俺の嫁 梅喧 フィオナ・メイフィールド Wind_MCX メルブラ ネコアルク・カオス 白レン(BOSS) アルクェイド・ブリュンスタッド 名前が天使 ナインボール=セラフ SACHIEL Isabeau Cブロック 東方 MegaMari たみ☆ふる巫女 ゆっくり魔理沙 銃火器 アルティ・ガーネット キノ バレッタ JOJO 空条承太郎 アヌビス二刀流ポルナレフ ペットショップ(通常HARDモード) ドラゴン 蔵土縁紗夢 堀田大悟 ヨハン・カスパール Dブロック ロボ メカ沢新一 トロン・ボーン ジャスティス 大人数 中西姉妹 春日舞織 プリニー(12P) 人外 CV若本 沙耶 天草四郎時貞 BOSS パイロン ミズチ 96ゲーニッツ 関連大会 第2回 無調整トーナメント 【並~凶】 コメント ショボーンの強さはここから知れ渡ったんだったな -- 名無しさん (2009-09-21 22 20 46) ヨハンの無抵抗は笑ったなぁw今思えばこの動画からMUGENが好きになったことに気がついた -- 名無しさん (2010-03-02 00 06 36) 鳥のゲジマユが恐ろしい -- 名無しさん (2012-12-14 16 15 15) 名前 コメント マイリスト 【ニコニコ動画】自重しない無調整トナメ
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大分トリニータ チーム編成 右の編集でデータを入力したあと、下の「新しい行として追加」にチェックを入れることで行が増えます 名前 国籍 コスト ポジ 備考 編集 下川 誠吾 3 GK - 編集 清水 圭介 2 GK - 編集 石田 良輔 GK - 編集 村山 祐介 2 DF - 編集 チャン ギョンジン 韓国 - 編集 柴小屋 雄一 2 DF - 編集 刀根 亮輔 - 編集 小林 宏之 3 DF - 編集 池田 達哉 - 編集 松原 健 - 編集 藤田 義明 3 DF - 編集 小手川 宏基 2 MF - 編集 東 慶悟 2 MF - 編集 キム ボギョン 韓国 2 MF - 編集 井上 裕大 - 編集 内田 昂輔 - 編集 姜 成浩 2 MF - 編集 宮沢 正史 3 MF - 編集 梅田 高志 3 FW - 編集 菊地 直哉 3 FW - 編集 森島 康仁 3 FW - 編集 チェ ジョンハン 韓国 2 FW - 編集 高松 大樹 日本 4 FW - 編集 住田 貴彦 1 FW - 編集 前田 俊介 2 FW - 編集 抽出テーブル:テーブル-大分トリニータ
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マルボロの小部屋に戻る 久しぶりにモリネル。 ああなつかしす。 ルーさんに会ってちょっと話してたら狩場のルーさんの知り合いのわんこさんが場所あけてくれました。 感謝感謝~~。 収穫 [U] バーニンググリッド エアウェイダー ストーンボウ ソードブロッカー [めぼしい水色] スタンプ+10 致命打抵抗67% ヒイセ売りつけよっと・・・ ああなんか心躍る良品をひろわないものか・・・ Uなんて自力じゃ出ません(´・ω・`) -- でー (2006-07-21 03 44 20)
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マルボロの小部屋に戻る 今日もトラン森。 つかたぶんちょっとまトラン森 ↑がでました。そろそろ運比率変えたかったときにでてくれたので、 これはかなりうれしいですね。 その後寝る前に露店チェック。 ↓↓↓ 26Mで発見。 (‘A`)俺じゃなくてリヴェに良品じゃないか・・・・ 何故か衝動買いリヴェに売りつけ。 リヴェの性能UP俺得なし(‘A`) ああ何か間違ってるな俺・・・・ 人間的にはいいと思いますw -- もも (2006-08-03 22 40 45) いやいや人間的にもマダマダだwヽ(´Д`ヽ) -- アブ子 (2006-08-03 23 32 22) ちょwwwww -- マルボロ (2006-08-04 03 18 59)